ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記〜

小児科医が解説する汗疹 ケア

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汗疹ケアのポイント 

・汗が出る穴が詰まり、汗を出せなくなるため生じます
・肌の清潔と保湿が基本です
・こまめにタオルでふく、シャワーで洗う、汗を吸収しやすい服を着せましょう 
 

こどもに汗疹ができやすい理由

あせも(汗疹)は、皮膚が高温多湿の環境にさらされると発生します。
こどもは汗がうまく蒸発できなかったり、汗腺に汗が溜まりやすいため、汗疹ができやすい体質です。

汗疹(あせも)は、汗をよくかく場所にできやすく、おでこ、頭、首、脇の下、背中、手足のくびれが多いです。
そうはいっても、汗疹は体のどの部分でもできます。

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汗疹の種類

あせもには、2種類あります。

  1. 紅色汗疹:赤くてかゆみがあるあせも
  2. 水晶様汗疹:白くてぶつぶつしたあせも

1. 紅色汗疹

通常、汗疹といえば、この「紅色汗疹」をいいます。
その名の通り、皮膚が少し盛り上がり、淡い赤色になります。
痒みを伴うことが多いです。

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2. 水晶様汗疹

皮膚が盛り上がりますが、中央が水滴のように透き通ってます。
水晶様汗疹は放置していても治ることが多いので、治療はせずに様子をみます。

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汗疹ケアのポイント

汗疹のケアのポイントは:

  • 汗をこまめに拭き取り、皮膚を清潔に
  • シャワーでしっかり汗を流す
  • 汗をかいたら、服を変える
  • 通気性のよい衣類を着用する
  • 室内は24℃〜28℃、湿度 50%〜60%を目安に

が基本的なポイントです。

■ 爪を切って、肌を保湿してあげましょう

また、皮膚のケアとして:

  • 掻きむしらないように爪を切る
  • 保湿をする

など工夫されるとよいでしょう。
夏場は汗をかきますが、クーラーや扇風機で皮膚が乾燥してしまうことがあります。
ですので、保湿を心がけるとよいでしょう。

 夏場はローションタイプの保湿をお勧めしています:

ベビーミルキーローションお得用サイズ380ml

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痒くなって掻きむしり、皮膚が荒れてしまうことがあります。
あらかじめ、爪を短く切っておくと、皮膚の損傷を最小限に留めることが出来るでしょう。

■ ベビーパウダーはオススメしません

一時期、お風呂上がりにベビーパウダーをつけるのが流行していました。
ベビーパウダーが汗を吸収し、湿った肌を乾燥させるため有効、と考えられて使用されていました。

しかし、ベビーパウダーは汗腺を詰まらせるため、汗疹が悪化する場合があります。
詰まった汗腺は炎症を起こし、細菌が増殖することもあります。
ですので、ベピーパウダーは基本的にオススメしていません。

■ スキンケアは保湿が基本

汗疹は保湿と清潔が基本になります。
夏場はローションタイプの保湿剤のほうがよいでしょう:

保湿剤を定期的に塗ることで、湿疹の予防にもなります;

■ あせも水(カラミン・ローション)について

小児科や皮膚科では「あせも水」を処方することもあります。
「あせも水」には、ハッカ油、無水エタノールグリセリン酸化亜鉛、バレイジョデンプン、滅菌精製水などを混ぜて薬局で作ってもらいます。

市販ではカラミンローションが同じような役割があります:

明色化粧品 カラミンローション 155mL (医薬部外品)

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 「あせも水」や「カラミンローション」は科学的な根拠のある治療ではありません。
私個人としては、処方を希望される患者さん、以前使用してみて汗疹によく効いた方のみに使用をしています。

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