ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記〜

乳児のオムツかぶれとその対処法を徹底解説します

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オムツかぶれ対処法のポイント

● おむつかぶれは、尿・便が皮膚と長い時間接触して起こります
● こまめにおむつをかえて、お尻を清潔に保つと予防できます
● 濡れたタオル・ティッシュで優しく汚れを拭き取りましょう
● よく乾燥させて、おむつをつけましょう 

オムツかぶれを解説します

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『オムツかぶれ』は、お尻の皮膚が赤くなりブツブツができた状態です。
悪化すると、赤みが強くなり、皮がめくれ、かなり痛がることがあります。

赤ちゃんが、おしっこ・うんちをする毎に、ひどく泣いたり、嫌がったり、不機嫌になった時『オムツかぶれは大丈夫かな?』と疑います。

特に下痢の時は要注意です。

■ オムツかぶれの原因

オムツかぶれの原因ですが、尿・便に皮膚が接触するため起こります。

尿・便でオムツ内の湿度が上がり、肌がふやけます。
便には消化酵素や細菌がいますし、尿のアンモニア尿素は皮膚を刺激するため、肌がどんどん荒れていき『オムツかぶれ』になります。

オムツかぶれは『お尻が不衛生のため生じてしまった皮膚炎』ともいえます。

オムツかぶれの治療法

 1. オムツかぶれにならないために

オムツかぶれを起こさないよう、日頃からお尻の皮膚をケアしましょう。
特に、胃腸炎で下痢を起こしている時、夏場に蒸れる時、がオムツかぶれになりやすい時です。
 おむつかぶれの予防法は:

  • こまめにオムツを変える
  • お尻や股を清潔に保つ
  • ぬるま湯で、お尻を洗う
  • 排便・排尿時は、濡れタオルやティッシュで汚れを拭く
を心がけましょう。
石鹸・ボディーソープはしみて痛い場合もあるので、毎回、使わなくてもよいです。
ぬるま湯で股を優しく洗い、濡れティッシュで丁寧に拭き取りましょう。
お尻を拭く時は、強くこすらず、軽く押さえるようにしましょう。
◎ オススメのおしりふき:
水99.9% ふんわりおしりふき 80枚入×8パック (640枚)

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水99%の商品もありますが、水99.9%のこちらのほうが軟らかく、ふんわりとしていて赤ちゃんのお尻にとても優しいです。
水で洗っているのに近いくらい、皮膚に優しく、赤みが出にくいです。
オムツかぶれの時に使用されるのをオススメします。

◎ オススメのオムツ:

【ケース販売】 パンパース オムツ さらさらパンツ L(9~14kg) 174枚(58枚×3パック)

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パンパースはお尻がかぶれにくく、お尻の皮膚をサラサラに保てると評判です。
また、おむつ漏れも少ないので保護者から人気があります。

2. 亜鉛華軟膏で皮膚を保護しましょう

オムツかぶれには、亜鉛華軟膏やサトウザルベを処方することがあります。
亜鉛華軟膏を、お尻にべったり厚塗りして、便と尿が皮膚に触れないようにしましょう。

実は亜鉛華軟膏は市販されていて、薬局でも手に入れることができます;

【第3類医薬品】亜鉛華軟膏 50g

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便をしっかり拭き取って、亜鉛華軟膏をお尻にべったりと塗り、皮膚を軟膏でカバーさしてあげましょう。
この治療を3〜4日ほど続けると、目に見えて皮膚が改善してきます。

3. 皮膚の炎症が強いときは...

お尻を綺麗にして、亜鉛華軟膏で皮膚を保護しても、赤みが治らないときは:

を使用して、皮膚の炎症を軽快させます。

これらの軟膏は、処方箋がないと手に入らないため、お近くの小児科や皮膚科で相談しましょう。

4. 真菌(カンジダ)が増殖していることも...

皮膚を綺麗にして、亜鉛華軟膏を使って、ステロイドを使用しても治らない時は、皮膚に『カンジダ』という真菌が増殖しています。
カンジダ皮膚炎の特徴は、皮膚の円形の発赤や表皮剥離が散在している点でしょう。

カンジダに感染した場合、抗真菌薬の入りの軟膏(ニゾラールなど)を使用して、真菌を除菌します。

 ■ 関連記事:胃腸炎について

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