小児科

赤ちゃんのお風呂について

赤ちゃんのお風呂について、様々な質問をされることがあります。例えば、

  • 毎日入った方がよいですか?
  • シャワーだけでよいですか?
  • どのように洗ったらよいですか?

などです。

正直、明確な正解はないのですが、(一般的に言われている)ある程度の目安は知っていてもよいでしょう。

入浴は毎日必要ですか?

『入浴は毎日しましょう』

と指導されることが多いと思います。毎日入浴させるメリットとして;

  • 皮膚を毎日観察できる
  • 皮膚を清潔に保てる

などのメリットがあります。

確かに、赤ちゃんは新陳代謝が活発であり、お尻も尿や便で汚れてしまうため、毎日の入浴が望ましいと考える方が多いのでしょう。

 

▪️ 毎日入浴は必ずしも必要でない

国によって入浴に対する考え方は大分異なるので「〇〇すべき」と固く考えなくてよいです。

例えば、アメリカでは新生児は沐浴などは、週に1〜3回ほどの方も結構います。

私の友人もアメリカ人と国際結婚したのですが;

  • 風呂は毎日入れなきゃダメ
  • 風呂は週に1〜2回で十分でしょ

で、派手に喧嘩したようです。

ご家庭によって考え方は異なるようですし、毎日入浴しなくても、皮膚とお尻のケアをしっかりしていればよいと考えています。

 

▪️ 入浴のポイント

入浴のポイントとしては;

  • (安全と清潔のため)赤ちゃん専用のベビーバスで入れる
  • (冬場は)日中の温かい時間帯に入れる
  • 授乳直後の入浴は避ける(嘔吐します)
  • お湯の温度は適温(38-39℃くらい)
  • 部屋は赤ちゃんが裸になっても寒くならないように
  • やさしく洗いましょう

が挙げられます。

 

入浴後のケアについて

 ▪️ 耳と鼻のケア

耳の後ろは水分や皮脂が残りやすいので、やさしく拭いて挙げましょう。

耳の入り口は、周りをやさしく拭くだけでよいです。

耳かきはしなくても基本は大丈夫です。

 鼻の中に汚れが見えることもあります。

こちらも、入り口付近の汚れだけ、やさしく取れば大丈夫です。

耳や鼻には、無理して奥まで綿棒をいれなくてよいです。

汚れは自然と外側にでてきます。

▪️ 爪について

赤ちゃんは自分の顔や手足をよく触ります。

爪が伸びていると、皮膚を傷つけてしまうため、定期的に爪を切ってあげると良いでしょう。

毎日は必要ではありませんが、1〜2週間に1回を目安に行うと良いでしょう。

 入浴後は爪が柔らかくなっているので、爪を切るのに最適なタイミングかもしれません。

赤ちゃん用の爪切りで切ってあげましょう。

 

生後2〜3ヶ月までは、肌トラブルが多いです

生後2〜3ヶ月までは、赤ちゃんの皮脂の分泌が多く、皮膚トラブルが多くなります。

スキンケアの基本は;

  • 清潔
  • 保湿

の2点につきます。

特に、股や首の周りは、皮膚と皮膚が重なりやすい場所で、皮膚トラブルが起こりやすいです。

 

まとめ

今回は赤ちゃんの入浴について簡単に説明してきました。

「毎日、入浴させるべきか」ですら、答えはありません。

逆に言うと、ご家族に合った考えかたを取り入れて、赤ちゃんの肌の清潔が保てれば、それでよいと思います。

 

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このブログ(https://www.dr-kid.net )を書いてる小児科専門医・疫学者。 小児医療の研究で、英語論文を年5〜10本執筆、査読は年30-50本。 趣味は中長期投資、旅・散策、サッカー観戦。note (https://note.mu/drkid)もやってます。