健診

【患者相談】赤ちゃんが真っ赤にいきんだり、手足が震えることがあります

生後1〜2ヶ月くらいの赤ちゃんの保護者から、

『赤ちゃんの手足がピクピク震えています』

『真っ赤にいきむことが時々あります』

といった相談をされることがあります。

ひょっとしたら痙攣(けいれん)や癲癇(てんかん)を気にしているのかな、と思うこともあります。

今回は、それぞれについて返答してみようと思います。

『手足がピクピク震えています』

手足がピクピク震えると、「けいれん(ひきつけ)」ではないかと心配される保護者の方もいます。

実は、生後1ヶ月頃の赤ちゃんに、手足がピクピクする動きはよく目にします。

起こりやすい時は、

  • 授乳している時
  • 眠り始め(入眠)の時
  • 体が温かくなっている時

などに起こりやすいです。

このピクつきは、ほとんどがミオクローヌスといって、正常な人でもみる神経の反射であることが多いです。

▪️ けいれん(ひきつけ)との見分け方はありますか?

正常な範囲内のぴくつきであれば、手足をそっと押さえてみてください。

ぴくつきがおさまってしまうことがほとんどでしょう。

 

逆に、けいれん(ひきつけ)であれば、脳の異常信号がおさまらない限り、手足のぴくつきは続きます。

▪️ いつごろ、ピクつきはなくなりますか?

成長とともに徐々になくなっていくことが多いです。

個人差も大いにありますが、生後3〜6ヶ月頃に徐々に気にならなくなることがほとんどでしょう。

▪️ 気をつけたほうがよいこと、ありますか?

新生児など小さな赤ちゃんも「けいれん(ひきつけ)」を起こすことがあります。

例えば、

  • 手足をおさえてみたけれど、ぴくつきが止まらない
  • ぴくつきが激しい
  • 呼吸が浅く、顔色が悪い

などはお早めに小児科に相談されてください。

『真っ赤になって、いきんでしまいます』

赤ちゃんは特別な理由もなく、いきんでしまうことがあります。

これも特に生後1ヶ月くらいで多い印象です。

体重も順調に増えていて、あやしたり、哺乳させたり、抱っこをすると泣き止むようでしたら、特別な心配はいらないことがほとんどでしょう。

▪️ 便秘が原因のこともあります

生後1ヶ月頃から、急に便が減ってしまうことがあります。

赤ちゃんは大人とことなり、1日2〜3回便があるのが普通ですので、便の回数が減っただけでも、便秘になってしまうことがあります。 

▪️ 気をつけたほうがよいことは、ありますか? 

お腹がかたくなるくらい、パンパンに張ってしまったり、あやしても全然泣き止まず、ずっと機嫌が悪いときは、小児科にご相談されてください。

なかには、そけいヘルニアなど、腸の病気が原因で機嫌が悪くなっていることがあります。

また、発熱が原因で機嫌が悪いことがあります。生後3ヶ月未満で発熱した場合は、入院できるくらいの大きな病院へ速やかに受診してください。

まとめ

ほとんどのケースで、赤ちゃんの手足がピクついたり、真っ赤にいきんだりしても、心配いらないでしょう。

注意点だけ覚えておいて、気になるようでしたら小児科でご相談ください。

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