ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気・育児〜

2歳児の発達の目安と育児のアドバイス

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『2歳の子って、このくらい(の発達)でしょうか?』

と外来で質問を受けることがあります。

1歳半健診の次は3歳健診で、1年半のインターバルが空くため、色々と疑問が湧いて外来で質問されることがあります。

今回は、2歳児の発達の目安を説明してみます。

2歳のチェックポイント

2歳児は、まだ乳児と幼児が混在した状態です。

運動機能は向上し、知的発達も促進されています。

精神面では、徐々に個性や自我が芽生え、行動は自己中心的です。
食事・排泄・衣服の自立へ向けた行動が始まる年齢です。

1. 身長と体重について

2歳ですと、

  • 身長:78〜92 cm
  • 体重: 9〜14 kg

くらいが目安です。

2. 粗大運動機能

体の大きな筋肉を使う運動のことを粗大運動といいます。
2歳は下肢の能力が向上します。

走る、ボールを蹴る、両足で跳んだりするようになります。

手すりにつかまったり、階段を登ったりも出来るようになります

3. 微細運動機能

指先の器用さが進み、積み木を積んだり、ドアの取っ手を回したりします。

手を洗って拭いたり、スプーンで食事をしたり、鉛筆で書いたりもします。

本のページは上手ではないですが、めくったりもします。

4. 精神発達について

徐々に2語文が完成していきます。

簡単な指示を理解できるようになってきます。

さらに、ゆっくりとですが、簡単な質問にも答えられるようになります。

色の識別もできるようになってきます。

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発育・育児のポイント

① 徐々に身体はスリムに

この時期は、徐々に身体がスリムになってきます。
ぽっこりでているお腹も、少しずつ目立たなくなります。

成長曲線をつけながら、体重と身長が曲線から逸脱していないのか確認されるとよいでしょう。

② 転倒に注意しましょう

下肢(足)の機能が急激に上達するため、転倒することが多くなります。
頭部外傷には十分気をつけてください。

遊びながら、足腰を鍛えるようにするとよいでしょう。

③ 運動発達を促すと良いでしょう

微細な運動も発達してきますので、ブロックを組み立てたりするとよいでしょう。

柔らかいボールなどを投げて、上肢の運動発達を促進させるとよいと思います。

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 ④ 食事について

哺乳瓶は終了にするとよいでしょう。

まだ、哺乳瓶を使用しているようであれば、早めにコップ(とストローなど)で飲むようにしてください。

 ⑤ 排泄(排尿・排便)

徐々に、昼間の排尿をしらせてくれるようになります。

トイレトレーニングでトイレに間に合わないこともありますが、あせらず、怒らず続けて行きましょう。

まずは、尿意の自覚が重要です。 教えてくれたら、しっかりと褒めてあげましょう。

 *トイレ・トレーニングはこちらに詳しく書いています

⑥ 清潔

歯磨き、手洗いは習慣づけさせましょう。

家族で一緒にやると、楽しくできると思います。

 歯磨き粉はフッ素入りのものを使用されると良いでしょう。

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まとめ

2歳は健診がないので、発達のチェックポイントと育児のアドバイスを並べてみました。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

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