ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記のブログ〜

お尻の上の皮膚に小さなくぼみがあります〜先天性皮膚洞について〜

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おしりの上にくぼみがあります

上の図のように、あかちゃんのお尻のうえに小さなくぼみを認めることがあります。

これを先天性皮膚洞と呼んでいます。

先天性皮膚洞は一見すると深い穴のように見えますが、途中で閉じていれば大きな問題になることはありません

注意すべき点は、皮膚の汚れなどが溜まりやすいので、不潔にならないようにマメに洗うことでしょう。

▪️ くぼみが深い場合

おしりの上のくぼみが深い場合、脊髄という背中の神経と強くくっついている場合があります。

この場合、放置してしまうと、将来歩きにくくなったり、尿や便をうまく排泄できなくなってしまう場合があり、手術が必要なケースもあります。

  • 足の動きが悪い
  • おむつが常に濡れている(特にお尻側)
  • 腰やお尻に腫瘤(できもの)がある
  • くぼみの先が確認できない

などの症状がある場合は、お早めに小児科や脳神経外科にご相談ください。

くぼみの入り口が小さく、くぼみの先が見づらいこともあります。保護者の方から見て判断がつかない場合も、小児科や脳神経外科でご相談されるとよいでしょう。

▪️ 先天性皮膚洞の検査について

皮膚洞の深さや、脊髄(背中の神経)との関係をみるために、検査が必要になることがあります。

  • 超音波
  • CT
  • MRI

などを行うことがあります。

どの検査を使用するかは、病院の施設や医師の好みもあります。

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まとめ

先天性皮膚洞は、お尻の上の皮膚の小さなくぼみのことをいいます。

くぼみが浅く、途中が閉じているのが見えれば問題となることは少ないです。

くぼみが深かったり、背中の神経を巻き込んでいる場合は、検査と治療が必要になってくることがあります。