ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記のブログ〜

母乳と卒乳に関する相談にお答えします②

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前回は、どのように卒乳の時期を決めるべきか、卒乳にともなう感情面での変化について説明してきました。

 

今回は、どのように母乳を減らして卒乳するかについて、考えてみようと思います。

どのように母乳を減らしていくか?

母乳の回数を徐々に減らして卒乳するケースが多いと思います。

授乳回数の減らし方はさまざまですが、

  • 数日〜1週間毎に授乳回数を減らす
  • 保育園などに通園するようになり、自然と母乳回数が減った

といったケースが多いでしょう。

特に1歳を過ぎて、母親が職場に復帰する場合は後者のケースが多いですし、母子ともに自然な形で授乳回数が減らせているのかもしれません。

▪️ 急激に授乳回数を減らす時のは注意点

急に授乳回数を減らす時、いくつか注意したほうがよい点があります。

というのも、急に授乳を止めたりすると、胸が張ったり、痛くなったり、赤みを帯びて、乳腺炎になることがあります。

もし痛みや違和感を感じる場合は、胸をマッサージするか、搾乳機などを使用すると良いでしょう。

痛みが強くなるまで我慢しすぎると乳腺炎になるので気を付けましょう。

哺乳瓶でよいですか?コップがよいですか?

卒乳するとして、哺乳瓶にするか、ベビーマグにするか、コップにするかは年齢により異なります。

大まかにですが、

  • 6ヶ月未満:哺乳瓶
  • 6〜12ヶ月:哺乳瓶 or ベビーマグ
  • 12ヶ月〜:哺乳瓶 or ベビーマグ or コップ

がよいでしょう。

月齢によって選択肢が増えていきます。

どれを好むかはお子さんにより異なる印象ですので、色々と試してみてもよいでしょう。

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▪️ ベビーマグやコップを始めるとき

ベビーマグやコップを使い始める時は、こどものお腹が空き過ぎていないタイミングがよいでしょう。

お腹が非常に空いているときに、慣れないコップやマグで飲ませようとしても、うまくいかないことが多々あるためです。

何を飲ませるかは、お子さんの好みもあるでしょう。

搾乳した母乳でもよいですし、人工乳でも構いません。

1歳を過ぎていれば、牛乳を飲ませてもよいでしょう。

なかなか上手くのめないこともあり、母子ともにフラストレーションがたまってしまうかもしれませんが、気長にやっていきましょう。

▪️ 1歳を過ぎたら眠る直前まで飲ませるのはやめましょう

12ヶ月を過ぎたら、眠る直前まで哺乳瓶などを使って飲ませるのはやめましょう。

虫歯になりやすくなると言われています。

母乳はいつから出なくなりますか?

母乳を徐々に減らしていくと、胸の張りは徐々に軽度になってくると思います。

母乳を完全にやめてすぐに母乳が出なくなる方もいますし、数ヶ月以上は母乳が出る方もいます。

かなり個人差が大きいです。

母乳をやめた後も、乳腺炎になってしまうことがありますので、胸の痛みや違和感には注意して過ごしましょう。

 

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