ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記のブログ〜

副鼻腔炎について簡単に解説をします

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副鼻腔炎とは、副鼻腔という鼻の奥にある空洞に炎症が起きた状態をいいます。

▪️ 副鼻腔ってどこですか?

副鼻腔は;

  1. 前頭洞
  2. 蝶形骨洞
  3. 篩骨洞
  4. 上顎洞

の4つから構成されており、顔との位置関係は以下の図の通りです。

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副鼻腔炎の症状について

副鼻腔炎の症状は、主にかぜと一緒で;

  • 咳、鼻水、鼻づまり
  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 顔や頭の痛み

などが代表的です。

かぜの場合、咳や鼻水などは1〜2週間で治りますが、副鼻腔炎の場合は2週間以上症状が続いていることが多いです。

また、多くの副鼻腔炎はかぜをひいた時に起きます。

▪️ 早めに受診した方がよい症状はありますか?

副鼻腔炎は治療をしなくても自然に軽快することが多いですが;

  • 目が見えにくい、二重に見える
  • 支離滅裂なことを言う
  • 目の周りが腫れている
  • 首が硬い

などあれば早めに受診してください。

副鼻腔炎の治療について

副鼻腔炎は自然軽快が期待できるため、症状が強くなければ痛み止めと通常のかぜの治療で様子をみることがあります。

▪️ 痛み止めについて

 小児用の痛み止めはアセトアミノフェンが一般的でしょう。こちらは市販薬でもあります。

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▪️ 鼻洗いについて

また、鼻洗いを指導することもあります。

鼻腔に溜まった膿や鼻水を出すのに効果的です。

▪️ 市販薬のかぜ薬は使わないで

市販薬のかぜ薬には第一世代の抗ヒスタミン薬や強力な咳止めなど子供にとって副作用の強い薬が入っていることがあります。

特に6歳以下のお子さんには市販薬のかぜ薬は使わないほうがよいでしょう。

▪️ 抗菌薬について

副鼻腔炎の症状が長引くようなら抗菌薬を使用することがあります。

どのくらい症状が続いたら抗菌薬を開始すべきかは医師により異なりますが、およそ2〜3週間ほど症状が続いていたら開始してもよいでしょう。

まとめ

副鼻腔炎はかぜと一緒に起こりやすいです。

基本は痛み止めとかぜの治療で自然軽快しますが、長引く場合に抗生剤を使用します。

鼻洗いが効果的なこともあります。

 

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