ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記のブログ〜

赤ちゃんの聴力・視力の発達について解説します

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赤ちゃんの脳の発達は、とりまく環境に影響される

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赤ちゃんをとりまく環境は、脳の発達に大きな影響をあたえます。

最初の1年で重要なことは、一貫していて、できるだけ赤ちゃんが予測できるように日々のルーチン(同じことを繰り返すこと)をこなすようにしましょう。

両親がルーチンにしたがって行動すると、赤ちゃんは次の行動を予測し、自分のいる環境を信頼するようになります。

また、赤ちゃんの脳の発達は、栄養摂取、遊ぶ、あやす、眠るという保護者との時間の共有に大きく影響されています。

赤ちゃんの聴力について

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生まれてすぐの赤ちゃん(新生児)はすでに大人と同じくらいの音は聴こえています。

新生児は出生直後から親の声が聴こえていますし、生後3日で母親の声を区別できるようになっているといわれています。

ですが、赤ちゃんの音への反応は、大人には感じ取ることができません。

■ 聴力検査はしてもらいましたか?

通常は、出生して退院するまでに聴力検査を行います。
産院などで聴力検査を行っていない場合は、生後1ヶ月までには聴力検査をしてもらいましょう。

難聴の場合、放置しておくと言葉の発達に大きく影響します。

また、保護者の方が赤ちゃんの聴力で心配があるときは、その都度聴力検査をうけるとよいでしょう。

 赤ちゃんの視力について

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赤ちゃんは生まれてすぐに色がわかりますし、追視する能力もあります。
人の顔を認識していて、人の顔を感じると安心するようです。

■ 視力の発達はゆっくりです

視力は新生児期から徐々に発達し、5歳くらいで成人と同じレベルに達するといわれています。

新生児期から顔の表情をマネしたり、自分以外の人の感情を理解しようとしたりします。

生後8ヶ月くらいには、ジェスチャーを使ったりします。

赤ちゃんの言葉の発達について

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言葉の発達ですが、生後8週くらいまでに「クー」などといった言葉を発します。
生後6〜8ヶ月くらいで喃語がはじまります。
1歳になると喃語を組み合わせたり、数語ですが言葉を離すようになってきます。

言葉の発達に関してはかなり個人差が大きいです。

■ 絵本の読み聞かせが大事ですよ

特に喃語がはじまってからの言語発達は、その子が受けた言葉の刺激などに大きく影響します。

保護者などによく話しかけられたり、読み聞かせをうけた子供は、2歳までに300語以上を身につけることもあります。

乳幼児期は読み聞かせが非常に重要な時期ですので、遊びながら沢山の言葉を声かけしてあげるとよいでしょう。

 

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◎おすすめの絵本です

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

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参考文献

  • Bright Futures: Guidelines for health supervision of infants, children, and adolescents (AAP). Promoting Child development. p43