ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記〜

【書評】本気で成功したい人のための「中長期投資マニュアル」 ー中級者向けー (著者:piculさん)

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本気で成功したい人のための「中長期投資マニュアル」 ー中級者向けー」がすごく良かったので、紹介します。

■ 私の投資遍歴 = ど素人

投資について興味を持ち始めたのは数年前で、楽天証券で口座を解説するも放置。

一念発起して山崎元さんの「全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)」を読んで、この本に書かれている投資法でインデックス投資で積み立てを開始し、基本は放置。

最近は、妻や子供のNISA口座枠も使えることもわかり、銀行に眠らせていた預金を投資へと回しています。
(NISA口座:妻 120万/年 + 娘 80万/年)
*ジュニアNISAは18歳になるまでおろせませんので、ご注意を。

基本はファンダメンタルズのよさそうな、右肩上がりに成長株を買って放置する手法ですが、どの銘柄がよくて、どの銘柄がよくないのかの基準がとても曖昧でした。

中・長期投資について学びたいとamazonで探したところ、出会ったのがこの本です。

■ 医師はお金の使い方が下手な人が多い

医師の給料は一般の方と比べて高給取りなのは確かです。
大体ですが、一般の方の2〜4倍くらいの収入を得ています。

ですが、お金の使い方はめちゃめちゃ下手な人が多いです。
例えば;

  • 相応しくない外車を無理して買ったり
  • 海外旅行で浪費したり
  • 高級マンションに住んだみたり
  • 学会での出張はあえて高級ホテルに泊まったり
  • 高級料理店やバーに足繁く通ったり

といった具合で、浪費癖のついている人が多すぎます。
若い時から高めの給料を貰っているのと、仕事のストレスからか、散財する人が多く、堅実に投資をする人は少数です。

幼少時に田舎で質素に暮らしてきた自分としては、信じがたい世界で、どうしても馴染めませんでした。
いくら稼ぎがいいからといって、周りにあわせるのはちょっと、と常々感じてましたし、未だに散財する先輩・同僚・後輩をみて、首をかしげることもしばしばあります。

■ お金は賢く使いたい

とまあ基本はケチで質素倹約が好きな私ですが、最近は『稼いだお金を放置して何もしないのはもったいない』と思うようになりました。

職場の後輩がうつ病ドロップアウトしたり、知り合いの上司が過労で突然死した話などを聞いたり、将来に対する漠然とした不安にかられたのも、1つのきっかけです。

できるならお金を賢く投資で使って、その結果、少しばかり金銭的に余裕と自信を持ちたいと思い始め、本業に差し障りのない中・長期投資法はないかと探していたところ、本書に運命的に出会いました。

内容紹介

 この本では「割安成長株への中長期投資」について説明されています。

  • 「銘柄分析」
  • 「買付手法」
  • 「売却手法」
  • リスク管理
  • 「マインド」

について、とても分かりやすく書かれています。

  • 中・長期投資に興味のある方
  • じっくり・ゆっくり、でも確実に投資に励みたい人

を対象に書かれた投資手法です。

1章「中長期投資に理想な銘柄の選び方」

ここの章では、ビジネスモデルの見方・考え方が書かれています。

  1. ビジネスモデルの良い会社は業績が良くなり
  2. 中・長期でみると株価はビジネスモデルに応じて上昇する

傾向にあることが強調されています。

特に著者のpiculさんは;

  1. ビジネスモデル
  2. 業績
  3. 財務
  4. 進捗率
  5. バリュエーション

の分析の5項目を重視しています。

2章「買付手法と考え方」について

1章で説明された項目を分析することで、株価の変動で行う儲けから、会社の価値への投資と変更することができます。

また、投資する時の資金の投入法、戦略的ナンピン買いの方法なども紹介して、リスクを軽減する方法が学べます。

投資する段階で方針を決めておくことが大切さが書かれています。

3章「売却手法と考え方」について

ここでは投資した資金を回収する方法、売却を検討する方法が紹介されています。

1章で学んだ5項目が崩れた時に、売却を検討します。

『買うより売るほうが難しい』

といわれる利益確定です。
*ちなみに私も現在、売り方は実践勉強中で、利益を取りこぼす例が多いです。

分割利益確定や買い戻しの方法がここでは紹介されています。

4章「リスク管理」について

投資では不確定要素に遭遇するため、ここではリスクの管理方法を学び、地に足のついた投資方法が説明されています。

投資歴14年、数々の修羅場をくぐり抜けてきた『億り人』だからこそ信頼できるリスク管理方法が説明されています。

5章「マインド」について

「投資は頭が良ければ成功するのではなく、強い精神力が必要」

ということが説明されています。

株を保有することで不安な気持ちになることもありますが、どういったことに気をつけていくのかを教えてくれます。

この本の良かったところ

 この本の良かった点は2つあり;

  1. 文章が平易でわかりやすい
  2. 具体的な例が豊富で勉強しやすい

の2点だと思います。

流行りで廃れてしまうハウツー本ではなく、生涯通じて使える実践的な内容だと思います。
私は時間を見つけては、何度も読み返しています。

■ Puculさんのブログはこちら

picul.hatenablog.jp