ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記〜

赤ちゃんの耳の形が気になります

【スポンサーリンク】


赤ちゃんの耳が折れている!?

生後すぐの場合、赤ちゃんの耳は上半分が折れ曲がって、下がっていることがあります。
この耳のことを「折れ耳」と言うことがあります。

「折れ耳」はお母さんのお腹の中にいる時に起きます。
赤ちゃんの体が大きくなると、子宮の中でのスペースは狭くなります。
体位によっては、赤ちゃんの耳が子宮の壁に、べったりと耳を押し付けてしまう場合があります。
この場合、産まれた時に、耳が曲がっていることがあります。

「折れ耳」はどうしたらよいですか!?

「折れ耳」は、数日程度で治ることが多いです。
このため、最初は特別なことはせずに様子をみて、自然な形に戻るのを待ちます。

しばらく様子をみても「折れ耳」が治らない場合、形成外科や耳鼻科に紹介して、治療や対処法を検討してもらいます。
場合によっては、装具を使って治してもらうことがあります。

39

耳の前にイボがあります

これは「副耳」でしょう。
副耳は耳の前にイボのようなできものがみられます。
副耳の頻度は高く、500人〜1000人のうち1人に発生します。

ひと昔前は、生後すぐに手術用の糸などで縛って、副耳への血流を遮断して取る処置がされていました。
しかし最近では、軟骨や骨が副耳に残っていることもあり、形成外科で時期をみて取ってもらうことが多いです。

49
 

耳の後ろにしこりがあります

新生児でも、耳の後ろに丸いグリグリした塊を触れることがあります。
大きさは5mm〜10 mmくらいのことが多いです。

これはリンパ節であることがほとんどです。
月単位で小さくなることが多いので、基本的に様子をみることが多いです。

リンパ節が徐々に大きくなる、赤みがある、押すと痛がって泣くなど、変わったことが、まずは小児科で相談されるのがよいでしょう。