ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記のブログ〜

スキンケア

植物への接触性皮膚炎について

ツタウルシ(Poison Ivy)など、特定の植物に接触すると、皮膚炎が起きてしまうことがあります。 この接触性皮膚炎は、小さな子供のほうが症状が強く、大人のほうが軽い傾向にあります。 特に夏場にアウトドアや山登りで、半袖・半ズボンで草むらに入ってい…

小児の日焼け予防を解説します

前回は日焼けの原因、症状の経過、治療法について簡潔に説明してきました。 www.dr-kid.net 一旦、日焼けをしてしまうと、有効な治療方法はなく、日焼けの予防方法を考えた方が遥かに効果的です。 今回は日焼けの予防方法について解説していきます。 日光を…

日焼けについて解説します

日焼けについて 長時間にわたり日光を浴びてしまい、紫外線が皮膚を焼いてしまうため、日焼けが起こります。 皮膚にはメラニンという色素があり、日焼けから皮膚をある程度守ってくれています。 しかし、過剰に日光を浴びてしまうと、メラニンが防御してくれ…

ステロイドの塗り薬を使いましたが、やめるとすぐに悪化します

『湿疹があるので、ステロイド軟膏を処方してもらいました』 『2〜3日塗ると一時的に良くなるのですが、やめるとすぐに悪化します』 『どうしたらよいでしょう?』 という質問を外来でよくされます。 今回は、こちらの質問に簡単に答えてみようと思います…

こどもは乾燥肌になりやすい理由と対処法について

『肌が急にカサカサになりました』 『乾燥肌が治りません』 とご相談されることは多々あります。 今回は乾燥肌に関する質問についてお答えしてみようと思います。 小児が乾燥肌になりやすい理由 生後数ヶ月の赤ちゃんの肌は皮脂でべっとりしていることが多い…

かぜをひいた時にお風呂に入れてもよいですか?

カゼのときにお風呂に入ってはダメですか? 外来で患者さんからの質問で多いのは 「カゼひいてる、熱があるので、入浴はしないほうがよいですか?」 です。 カゼをひいてしまったお子さんの入浴について、迷われている方が多いと思います。 今回は、カゼ・発…

アトピー性皮膚炎や湿疹、乾燥肌のある子供が、日常生活で気をつけて欲しいこと

小児(特に乳幼児)は皮膚トラブルが非常に多いです。 乳児湿疹になったり、乾燥肌が改善しなかったり、アトピー性皮膚炎を発症してしまうこともあります。 今回は、子供がアトピー性皮膚炎や湿疹になってしまった場合に、日常生活で気をつけることを解説し…

ステロイド外用薬の疑問にお答えします

『子供にステロイドの塗り薬を使って大丈夫でしょうか?』『ステロイドを使うと怖い副作用がでるのでしょうか?』 と保護者の方からよく質問されます。 おそらく、ステロイドに関して様々な情報が溢れているのが原因でしょう。 ■ ステロイドに悪いイメージが…

ステロイド軟膏の使い方のポイントをまとめてみました

ステロイド軟膏の使い方まとめ ステロイド軟膏は湿疹に、保湿剤は乾燥肌に使う ステロイド軟膏は皮膚の炎症を抑えます 適切に使えば、高い効果を得られ、副作用は少ないです 最初はしっかり塗って、徐々に塗る回数を減らしましょう ステロイド軟膏と保湿剤の…

アトピー性皮膚炎について解説します

アトピー性皮膚炎のポイント アトピー性皮膚炎は『慢性的なかゆみを伴う湿疹』です 治療には長期間かかります 治療の基本は、肌の清潔・保湿とステロイド軟膏です ステロイド軟膏は正しく使えば怖くありません アトピー性皮膚炎とは? アトピー性皮膚炎とは…

小児科医による乳児湿疹の解説

乳児湿疹って何!? 『乳児湿疹』は、赤ちゃんの肌トラブルの総称です。具体的には: 新生児痤瘡 脂漏性湿疹 皮脂欠乏性湿疹 が乳児湿疹の原因となります。『乳児湿疹≠アトピー性皮膚炎』ですので、注意しましょう。 1.新生児痤瘡について 新生児痤瘡(ざ…

夏のこどものスキンケア 〜虫除けと紫外線対策〜

1. 虫除けについて 春から秋は、虫さされによる皮膚の症状で受診される方がとても多いです。 子供の場合、蚊やブヨに刺されて、アレルギー反応などで赤みが強く出るころがあります。 さらに、赤く腫れるだけでなく、水疱(水ぶくれ)になることもあります。 …

こどものスキンケアの全てを解説します

こどものスキンケアのポイント こどものスキンケアのポイントですが; テカテカするくらい、たっぷり保湿剤を塗る こまめに保湿する ボディーソープは泡だてて 指の腹で洗う の4点です。 そもそも、スキンケアってなんですか? "スキン(skin)"は肌、"ケア(c…

赤ちゃんの皮膚を保湿すれば、乳児湿疹は予防できる

保湿で乳児のアトピーは予防できるのか? 今回は『赤ちゃんの皮膚を保湿すれば、アトピーの発症を予防できるか?』という疑問に答えた研究を紹介します。 英語になってしまいますが、原著論文はこちらから参照できます: アトピー性皮膚炎の特徴 アトピー性…

乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の見分けは難しい!?

1〜2歳くらいまでは皮膚トラブルが多い 1歳〜2歳くらいの乳幼児は、皮膚トラブルが非常に多い時期です。この原因は、乳幼児期の皮膚の特徴にあります。 皮膚のバリア機能に重要な役割を担っているのは 皮脂 角質内の水分 の2つです。 ■ 皮脂について 生…

伝染性膿痂疹を解説します 〜『とびひ』について〜

とびひ(伝染性膿痂疹)のポイント 「とびひ」は医学的に「伝染性膿痂疹」といいます 治療の中心は『皮膚の清潔と抗菌薬入りの軟膏』です 周りへの感染予防にも気配りしましょう 「とびひ」って何ですか? 「とびひ」は医学用語では、伝染性膿痂疹(でんせん…

「みずいぼ (伝染性軟属腫)」について小児科的に解説します

水いぼの典型的な経過 『ある日、突然、赤くて数mmのポツポツが皮膚に沢山できてきました。 様子を見ていたんですけれど、どんどん数が増えてきます。 特に、脇腹や脇、手足に多いです。』 これが、水いぼの典型的なエピソードです。 今回は水いぼの原因・特…

乳児のオムツかぶれ(おむつ皮膚炎)とその対処法を徹底解説します

オムツかぶれ(おむつ皮膚炎)対処法のポイント ● おむつかぶれは、尿・便が皮膚と長い時間接触して起こります● こまめにおむつをかえて、お尻を清潔に保つと予防できます● 濡れたタオル・ティッシュで優しく汚れを拭き取りましょう● よく乾燥させて、おむつ…

小児科医が解説する汗疹(あせも)ケア

汗疹ケアのポイント ・汗が出る穴が詰まり、汗を出せなくなるため生じます・肌の清潔と保湿が基本です・こまめにタオルでふく、シャワーで洗う、汗を吸収しやすい服を着せましょう こどもに汗疹ができやすい理由 あせも(汗疹)は、皮膚が高温多湿の環境にさ…