ドクター・キッド

〜小児科医が解説する子供の健康・病気と単なる雑記〜

1歳未満の乳児へのインフルエンザワクチンについて

1歳未満の乳児へのインフルエンザワクチンのポイント 生後6ヶ月からインフルエンザワクチンを接種できます 1歳未満のインフルエンザワクチン接種は抗体(免疫)がややつきにくいです 1歳未満にワクチン接種をすると、10-70%くらいの確率で抗体がつきます …

こどものインフルエンザを解説します

インフルエンザのポイント インフルエンザは風邪と似た症状がでます 高熱や筋肉痛がでるのが特徴です 検査は発症8時間後、抗インフルエンザ薬は発症48時間以内が望ましいです 脳症や肺炎を起こすことがあるので注意が必要です インフルエンザって何ですか…

赤ちゃんの頭の形が変ですが大丈夫ですか?

あかちゃんの頭の形が変です 『赤ちゃんの頭の形ってもとに戻るのですか?』 と健診で心配されるご両親は多いです。 産道を通過するときに、頭は圧迫されて変形したまま生まれてきます。 生まれたばかりの赤ちゃんは、寝返りができませんし、向き癖などもあ…

読書はこどもの教育・言語発達の基本です

言葉の教育は、すべての子供にとって重要です 読書はこどもの教育において、ものすごく大事です。 新生児や乳児など、言葉を理解できそうな年齢でも、読み聞かせをしてあげたり、話しかけることで、言葉の発達を手助けできます。 ■ こどばの教育方法について…

ワクチンの同時接種について解説します

ワクチン同時接種のポイント ワクチン同時接種しても、有効性は変わりません 同時接種をしても、副反応のリスクは変わりません ワクチンの種類は年々増えています 『ワクチン・ギャップ』という言葉を聞いたことがありますか? 実は、日本はワクチン後進国で…

予防接種に行く前に読むとよいでしょう

予防接種に行く前に以下をチェック 予防接種に行く前に以下の点をチェックするとよいでしょう; お子さんの体調はよいですか? 接種する予防接種について、必要性や副反応を理解しているか? 母子手帳は持ちましたか? 予診票は記入したか? これらをきちん…

タバコを誤飲してしまったら

タバコの誤飲について 乳幼児が食べ物以外のものを間違って飲み込んでしまうことを『誤飲』といいます。 タバコの誤飲は生後6ヶ月〜11ヶ月で非常に多いです。 ■ タバコにあるニコチンが様々な症状を起こします 特にタバコの中に含まれているニコチンが様…

東京でオモチャを買うなら、上野の『ヤマシロヤ』がオススメ

ヤマシロヤについて 上野観光あるいは東京にお住まいの方で、おもちゃを見に行きたい、キャラクターグッズを買いたいなら、ヤマシロヤをオススメします。 ヤマシロヤはJR上野駅中央改札(一番大きな改札)を出て、横断歩道を渡ると見つけることができます。 …

乳幼児は何でも口に入れます:誤飲に注意しましょう。

消化管異物について 消化管異物とは、腸に異物(つまり、おもちゃなど食物でないもの)が間違って入ってしまった状態(誤飲)をいいます。 ■ 誤飲しやすいもの 消化管異物で多いのは; コイン ボタン型電池 クリップなどの金属類 プラスチック製品(おもちゃ…

水痘(水疱瘡)について解説します

水痘(水疱瘡)のまとめ 水痘は水痘帯状疱疹ウイルスの初感染で起こります 空気感染によって広がり、感染力は強いです 潜伏期間は10〜21日程度です 痒みを伴う水ぶくれ(水疱)から痂皮(かさぶた)になり治癒します 登園または登校の許可は全ての発疹が痂皮…

風邪や胃腸炎は、経口補水療法が重要

経口補水療法ってなんですか? 経口補水療法は、体の機能を維持するのに必要な、水分・電解質(主に塩分)・糖分を適切に補給する治療法です。 ■ 経口補水療法をする5つのメリット 経口補水療法をするメリットは以下の5つがあります: 科学的に検証された…

乳児の貧血に注意しましょうね

乳児の貧血ポイント 生後4ヶ月から鉄分が足りず、貧血になりやすいです 貧血は発達にも影響します 食事やフォローアップミルクから適切に鉄分を取りましょう 牛乳は鉄分が少ないため1歳以降に開始しましょう 鉄分が足りないと貧血になる理由 鉄分は腸から…

小児肥満は将来の生活習慣病のリスクです

生活習慣病とメタボリック症候群について 「生活習慣病」とは、その名の通り、「生活習慣」が原因として生じる病気です。 大人ですと、肥満によって 糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症 を引き起こします。 これらをまとめて「メタボリック症候群」と呼…

ミルクアレルギーの子はカルシウム不足にご注意を!

ミルクアレルギーとカルシウム不足のポイント 乳製品を摂取できない場合、高率でカルシウム不足になります 乳製品のように効率的にカルシウムを吸収できる食品はありません ミルクアレルギーの場合、代替食品からカルシウムを摂りましょう 骨とカルシウムに…

目薬の正しい使い方を小児科的に解説します

目薬は、目が痒い、目やにがひどい、目が赤い、などの時に処方しています。 今回は目薬の正しい使用法について、解説していきます。 1. まずは手洗い まずは石けんなどで、手を念入りに洗いましょう。 手には、雑菌や埃がついていることが、非常によくありま…

母乳はいつまで続けるべきかメリットとデメリットを解説します

母乳栄養について 一般論ですが、母乳栄養は人工栄養より優れています。 現に世界保健機関 (WHO) から『母乳栄養は途上国の乳児死亡率を改善させる』と報告されました。 また、途上国のみでなく、母乳の有効性は、先進国でも再認識されています。 卒乳ってな…

トイレ・トレーニングとオムツが外せる時期について

トイレ・トレーニングはいつから始めたらよい? 『トイレ・トレーニングをいつから始めたら良いですか?』と外来で質問されることが、よくあります。 実は、トイレ・トレーニングを始めるにベストなタイミングはよく分かっていません。このため、大体の目安…

離乳食の開始時期を小児科医なりに考える

離乳食は生後5〜6ヶ月からです 母乳や粉ミルクは、非常に重要な栄養源です。 ですが、体が大きくなるにつれて、徐々に栄養が足りなくなってきます。 このやめ、離乳食が必要になってきます。 ■ 離乳食の開始が生後5〜6ヶ月からの理由 離乳食を生後5〜6…

耳垢はとってもらったほうが良いですか?

耳垢(みみあか)のポイント 耳垢は古い表皮、皮脂、ほこりからできます 掃除は月に数回で十分です、無理にとらなくても良いです 耳の穴付近の耳垢をやさしくとってあげましょう そもそも『耳垢(みみあか)』ってなんですか? 耳垢は; 耳の通り道(外耳道…

3歳児健診のチェックポイント

3歳児ですと、身体的・精神的にかなり発達が進んできます。 体型も乳児体型から幼児体型に変化します。 筋肉・骨格も徐々にしっかりしてきます。 言葉の発達も進み、自我の確立が芽生え、社会性も身につけます。 日常生活でも、食事や排泄で自立してきます…

1歳半健診の後に読むとよいでしょう

小児科医が診る身体発達のポイント 1歳6ヶ月健診の時は、全身を診察するのが基本ですが、頭部・歯・腹部・脚を入念に診るのが一般的です。 ■ 頭部について 1歳半になると、大泉門が閉鎖しますので、頭のてっぺんより前側を触って確認します。 ■ 歯につい…

【書評】ネイティブに笑われないクールイングリッシュ(著者:サマー・レイン)

ネイティブに笑われないクールイングリッシュ ―日本人の9割はダサい英語を話している (impress QuickBooks) 作者: サマー・レイン 出版社/メーカー: インプレス 発売日: 2016/10/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 日本人の9割はダサい英語…

9〜10ヶ月健診後に読むとよいでしょう

生後9〜10ヶ月 「はいはい」「つかまり立ち」が始まるでしょう。徐々に上手になり、スピードも早くなっていきます。 中には、腰を上げて膝を浮かせ、足を床につけた『高ばい』をする子もいます。 椅子やテーブルをつかみ、つかまり立ちも始まります。 最…

6〜7ヶ月健診はここを診ています

乳児では、運動発達と精神発達はほぼ比例しています。 運動発達の評価から、精神発達を推測するため、運動機能の評価が重要です。 粗大運動の発達 6〜7ヶ月健診では、満6ヶ月以上8ヶ月未満の乳児が対象です。 粗大運動の発達は個人差が大きい時期ですの…

3〜4ヶ月健診はここを診ています

3〜4ヶ月健診の役割 健常な乳児は、運動・神経・精神の発達は並行しています。 乳児では、特に運動発達のチェックが重要となります。3ヶ月健診では、適切に栄養が取れて、その結果、運動発達が適切かどうかを確認しています。 赤ちゃんの姿勢をみています…

【食レポ】浅草の今半本店(仲見世通り)のすき焼き

浅草の今半本店(仲見世通り) 先日、夏バテ解消のために家族で浅草の仲見世通りにある今半本店にいってきました。 今半本店は明治28年から創業している『すき焼きの老舗』として超有名です。今回は、ちょっとリッチに奥座敷の個室を予約しましたが、とて…

母斑(皮膚のあざ)とレーザー治療について

『母斑』ってなんですか? 『母斑』は皮膚の奇形を表す言葉です。 遺伝的または胎生的な要因で、神経堤に生じた発生異常(異常増殖)が原因で、皮膚のメラニン細胞や神経のシュワン細胞に分化できなかった、分化能力不充分な細胞によって皮膚の奇形が生じて…

扁桃腺の肥大と手術適応について

扁桃腺・アデノイドってなに? 扁桃腺は喉に複数あります。それぞれ、口蓋扁桃やアデノイド(咽頭扁桃)といわれています。 扁桃腺の役割は、細菌感染から体を守ることです。扁桃腺は細菌やウイルスを処理する臓器ですので、感染を起こしやすい臓器といえま…

赤ちゃんの鼻水、鼻づまりは、『ママ鼻水トッテ』の使用をオススメしてます

ママ鼻水トッテ:耳鼻科医が考案した鼻すい器 丹平製薬 ママ鼻水トッテ (0歳から対象) 耳鼻科の先生が考案した、お口で吸うタイプの鼻すい器 出版社/メーカー: 丹平製薬 メディア: Baby Product 購入: 13人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (29件) を見…

小児科医が解説するりんご病(伝染性紅斑)

リンゴ病(伝染性紅斑)の原因って!? 『りんご病』は医学用語で『伝染性紅斑』といいます。 伝染性紅斑は、ほっぺが『リンゴのように赤くなる』ため、りんご病といわれています。 ■ 伝染性紅斑の原因はウイルス感染ですよ 伝染性紅斑の原因は『パルボウイ…